3月19日から始まりました、「どこにでもいて、いつもなにか食べたり、突っついたりしている。」。
木版画がところせましと施された和紙が、めちゃくちゃ大胆にお出迎えしてくれます!カラフルでキラキラと輝く、広い外の空気を感じる展示、是非期間中にご高覧くださいませ。

-自己紹介と普段の活動を願いします。

映像インスタレーションやテキストを制作しています、長島瑠です。

-今回の展示のタイトルの由来をお教え願います。

展示のタイトルは、Instagramで毎日アップしているスチル写真のテキストから引用しました。オランダで見たコクマルガラスを見て、書いたテキストです。当たり前にその町で生きている生き物のように、作品も当たり前に生活の中にあったらいいなと思い、このタイトルにしました。

-今回の製作で意識されたことはありますか?

いつも作品よりDMが先にできてしまうので(笑)DMに合わせてカラフルにしようと思いました。

-木版画の魅力はなんですか?

普段、映像作品を制作しているとパソコンと向かい合ってばかりなので、実際に手を動かして制作することにとても魅力を感じました。目の前で、自分の手で、版木が彫られて、色をのせて刷っていくと、作ってる実感がどんどん湧いて、楽しいー!とテンションが上がります。

-今回のフライヤーはもちろんのこと、JAMをご利用いただいておりますが、JAMとの出会いなどお聞かせください。

家の近くにある本屋さんでチラシを見かけて、調べてみたら、面白いことしてる!と思ったのがきっかけです。大阪での展示は初めてだったんですが、やってよかったです。

-原稿作りのコツや裏技みたいなものがあればお教え願います!

まだ全然コツをつかんでません…(笑)でもJAMでつくったものが家に届いて開封するとき、いつもすごくわくわくします。そのわくわくを楽しめたらいいのかなと思います。

-最後に、今後の予定や目標をお聞かせ願います。

8月に京都で映像インスタレーションの展示をやります。またウェブサイトかInstagramでチェックしてもらえると嬉しいです。木版画をインスタレーションで最大に活かすのが、今の目標です!


長島 瑠(ながしまるり)

1990年生まれ。千葉県出身。
主に映像インスタレーション、テキストを表現方法として作品を制作。日々撮りためた映像を題材にドローイング、木版画の制作もしている。
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