お人形にオリジナルの服を着せる!

かわいいシルバニアの園児たちがお仕事体験をしにやってきました。このままでとってもかわいいのですが、JAMの店頭に立ってもらう以上、スタッフだと分かりやすくなってもらう必要があります。

ということで、お洋服をJAM仕様にしてみます。

シルクスクリーンは孔版印刷という印刷の仕組みです。版の穴の空いている部分にインクを通すだけの単純な仕組みですので、段差があるとその段差に余分なインクが落ちて、デザインがぐちゃぐちゃになってしまいます。なので、デザインは基本的に縫い目など段差がある部分から2cm程度離しているのです、が、しかし!今回のちっちゃな洋服は全体で数cmしかありません。∴絶対に難しい!

※可能であれば人間サイズのものでも、立体に仕上がる前の平面に刷ってから、それを仕立てるのがいちばんきれいに仕上げられます。それでも挑戦してみようと思います。

実験①板に押し付け襟側(段差側)から刷る

できるだけ平らになるように、スプレーのりを吹き付けた板にしっかりと貼り付けます。

極力平らになるように、しっかり圧力をかけながら刷ります。段差の隙間におさまるスキージーがないので、細い調理用のヘラで代用しました。

だはっ力でねじ伏せられるかと思いましたが、やはり1cm以内に袖や襟の段差のあるせいか、文字がにじんでしまいました!

実験②板に押し付け裾側(平面側)から刷る

段差のない側から刷ればいけそうな気がする。ということで、裾側から刷ってみます。インクを裾側奥手にのせのせ。

わぉめちゃくちゃにじんでしまいました!もう少し段差から距離があれば効果のある方法でしたが、改善ならず!
布とはいえ、ぎゅっと押したくらいではデザインに近すぎる凹凸を御しきることはできない模様。方向を変えたくらいでなんともなりませんでした。

実験③中に高さのある板を入れ段差をなくす

厚みのある板を中に差し込み、段差をなくしました。
四隅の浮かしパーツ(ピンクのパーツ)の下にも、中に差し込んだ板と同様の厚みの板をかませて、高さを同じにして刷ってみます。

大成功!!!

失敗したものは白ベタを上から刷って、もう一度③法で挑戦しました◎ゼッケンみたいでかわいくなったのではないでしょうか!

まとめ

小さいものに刷るのは思いの外難しかったですが、手間を惜しまず準備をすれば問題なし!こんなにちびさんな服に刷れるのですから、これより大きいものには言わずもがな。みなさんも、ぜひ挑戦してみてくださいね。

今回の実験で使ったもの

SURIMACCAインク(Umi)
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JAMLABとは、レトロ印刷とシルクスクリーンの可能性を探っていく実験室です。
JAMスタッフが日々行っている実験を記録しています。