レトロ印刷の金インクは唯一特別価格ですが、黄土インクで代用できるかもしれません。眩惑の仮説に挑戦します。

文字で比較する

黄土インクの気持ちを印刷してみました。金と黄土を濃度別に比較します。黄土が濃度70%あたりから金との差が縮まりだします。濃度50%では金っぽさがさらに一歩進みました。おもむろにこんなメモがテーブルに置いてあっても黄土とは気づかないでしょう。

眼鏡で比較する

ナイスガイに眼鏡を印刷してみました。発色差が曖昧になるのは、黄土が50%前後からの場合でした。黄土の方がマットで輪郭がはっきりするためです。したがって、黄土70%の場合金に見せるようにするには、印刷面積を細くする必要がありそうです。

サングラスで比較する

ナイスガイにサングラスを印刷してみました。ベタ面でも発色差が曖昧になるのは、黄土が50%前後からの場合です。したがって、黄土70%の場合は、サングラスを外す必要がありそうです。逆に金30%はやらしさが増しています。

紙色で比較する


クラフト紙に印刷してみました。発色差は曖昧になりませんでした、眼鏡の黄土30%でも不確実な金のようで、すぐにばれてしまうでしょう。この錬金術の法則は万能ではなく、明るめの紙こそ効果的であることを説明しています。

いつ使うのか

黄土が紙に残した想いはいつ役に立つのか。

・金はインク落ちしやすく両面に使えないインクですが、片面を黄土に変えることで両面の統一感を損なわないデザインが可能です。

・細い線が有効です。金のつもりでデザインするのもコツです。

・もちろん予算を抑える役に立ちます。

・ただし、黄土の錬金術には課題がないわけではありません。金の輝きは黄土に負けることはありません。そして、黄土は完全な金になれません。

レトロ印刷は、「デジタル孔版印刷機(リソグラフ)」での印刷を専門とする印刷所です。【印刷のタネ】ではレトロ印刷の入稿のコツや使い方など、【リソグラフラボ】ではリソグラフを使った実験や遊び方を紹介しています。

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