『「ドドーン!と新しい紙11種が登場!」の紙が気になる!!!』
表と裏で色や質感が異なる紙や、カラーの種類も豊富にある分、気になる人も多いかと思います。そんな気になる人のために、レトロ印刷に新しく仲間入りした紙のカラーチャートを大公開すると同時に、用紙についても少し詳しくご紹介しちゃいます!
印刷したらどんな感じ?
新用紙は、レトロ印刷の印刷見本「紙とインクの見本帖(カラーチャート)」への追加は行っておりませんが、インクの発色を確認するために印刷してみました。
※スキャン画像のため、実際の色味とは若干異なります。
※ディスプレイ環境によっても色味・柄の出方は異なりますので、参考程度にご確認ください。
※実際のインク発色につきましては試し刷りやいろいろチャートのご利用をおすすめします。
どんな紙?
チャイ(中厚紙)
厚紙の中厚バージョンです!
フチあり印刷やツヤプリ印刷も出来ちゃいます!
未晒パルプを使用したクラフト調用紙。ペラ紙の茶色系の紙の中で赤味が強い紙です。
※注意※
同じ「チャイ」ですが、厚紙と中厚紙では実は色味が少し異なります!中厚紙の方が厚紙よりも薄い色味です。
クラフトペーパー デュプレN
表が白色、裏が茶色のクラフト紙。
透け具合がとても可愛らしい雰囲気の紙です。
ペラ紙のクラフト紙よりは滑らかな質感で、反対面の紙が少し透けて見えるのでムラのある風合いを楽しめます。
見た目にもだいぶ透けて見えますが、光に通すと違いが分かりやすくなります。密度が少ないという印象ですが、二重に抄き合わされているので裏透けがそこまでしません。
PELP!
表がつるつる、裏がざらざらした再生紙。
つるつる面はツヤプリもできます!
「PELP!」はオフィスで不用となったコピー用紙を資源に作られた再生紙。一方「おりひめ」は折鶴をパルプ化し抄き上げた再生紙です。
「おりひめ」 は散りばめられている紙片の粒が大きくカラフルなのに対して「PELP!」は黒の点が多い用紙で、白い紙でも少し暗い印象の紙です。
トーンF
ふっくらとした厚みがある灰色の嵩高紙。
しっかりとした堅さや密度があります。
「トーンF」は寒色系(CoolGray=CG)と暖色系(WarmGray=WG)をグレーの階調(tone)で表現した用紙で、今回レトロ印刷に登場したのは寒色系のCG4というカラーです。
「トーンF」は灰色系の紙では白インクが一番見えやすい!灰色系の紙を使用したい方は一度お試しください。
里紙(全7種)
色とりどりのやわらかな和紙のようなテクスチャの風合いがある紙。カラーラインナップは社内の投票で選ばれた神7です!
「里紙」は全部で50種類もカラーラインナップがある用紙です。
テクスチャがいい味を出しています! 他の色紙では出せない雰囲気を紙自体で演出できます。カラフルなので迷ってしまいますね。
色の濃い用紙はインクの発色に影響しますので、上記カラーチャートを参考にしてみてください。
試し刷りやいろいろチャートを活用しよう
同じ系統の紙でも、紙自体の色味やインクの発色が想像と違うかもしれません。
紙の種類が増えると選択の幅も広がります。仕上がりイメージに応じて選びましょう!
そんなことを言われても写真だけじゃ分からないよ~という方のために、レトロ印刷では「試し刷り」や「いろいろチャート」をご用意しています。
ペラ紙・中厚紙の試し刷りは用紙を3種類、いろいろチャートは4種類選んで超小ロットで実際に印刷をお試しいただくことができます。