シルクスクリーン小型製版機「handerude」の発売を開始しました!
SURIMACCA+のお店や一般の利用者さんに、handerudeを使ってもらいました!
感想や作品をご紹介していきます。
「handerude(ハンデルデ)」
handerude はシルクスクリーンキット SURIMACCA に対応した
JAMオリジナルのシルクスクリーン小型製版機です。
https://handerude.studio.site/
PHIさんはどのような活動をされていますか?
大阪生まれの韓国人です、フリーランスのイラストレーターとして活動しています。
主な実績として、タワーレコード株式会社様よりアイドルグループ『Devil ANTHEM.』のCDジャケットやアー写のイラストを複数担当、
株式会社オムニバス様より新しい寄付プラットフォームサービス『Pay it Forward Project®︎』(https://pf-project.jp)メインビジュアル及びサイト内イラスト担当などがございます。
JAM:handerudeモニターインタビューで初となるイラストレーターさんの記事です!PHIさんの素敵な作品や、気になる活動は上記のURLからぜひチェックしてください~
イラストレーターをされている方や、これから活動をはじめようとしている方にぜひ読んでいただきたい記事となっております~!
企業からの案件をお受けしたり、イベントや展示のお誘いがあれば参加させて頂く傍ら、自主制作で自身のイラストを用いた本やステッカー、雑貨なども販売しています。
今後の予定としては2023年9月3日(日)に東京ビッグサイトにてCOMITIA145に、9月5日(土)~10月15日(日)まで広島にあるMOU尾道私立大学美術館の企画展に参加予定です!
JAM:スタッフMの個人的な感想なのですが、PHIさんのInstagramに投稿されているイラストは朱色のような、深みのある赤で統一されて書かれていてホットな気持ちになりました🔥👀今回印刷したインクはTAIWANでしょうか・・?オリジナルで混ぜて作っているのでしょうか・・?どちらにしても水色のTシャツとの相性抜群です~!
イベントに関しては会期が終了してしまいましたが、今後のPHIさんの活動を応援しております!
モニターに応募したきっかけを教えてください。
元はというと、先ほど申し上げた9月から尾道で展示する作品及び実施予定のワークショップで使用する版の制作に役立てたくて応募しました。
あとはシンプルに小型製版機が発売されると知り、これはぜひ試してみたいなと!
元々シルクスクリーンで作品制作するのが好きで、よくJAMさんの製販サービスにお世話になっていたので、handerudeの詳細が解禁される前から購入を検討しておりました。
JAM:PHIさんがワークショップを実施してくださったように、シルクスクリーンはイベントや展示などで開催するワークショップにおすすめです◎
handerudeなら機械が小型なので持ち運びに便利でその場ですぐに製版ができるのがグッドポイントです~!
また、PHIさんのInstagramやウェブサイトに掲載されているイラストが手作業で印刷されているとは~・・!尊いです。
作品も盛りだくさんなので、どんどん紹介していきますよ~!
handerudeを使ってどんなことをされましたか?
尾道で展示する作品とワークショップで使用する版の制作について挙げたんですが、気づけばhanderudeをがっつり試すのに作成した姉への結婚祝いが、今回の制作のメインとなっていました。
JAM:handerudeならプレゼント用のオリジナルアイテム作りとして◎
ワークショップの利用で新しいデザインを製版するのも◎
グッズ作りの可能性は無限大なので、新しい作品が生まれたらインクを変えて違うパターンをするのも楽しみのひとつです!
およそA3用紙位の分厚い木板にシルクスクリーン製版Mサイズ3色刷りの3版でイラストを分割して印刷する、合計9版を用いた作品を完成させました。
JAM:なななんと!合計で9回の印刷に渡る作品をhanderudeを使って制作!👀✨
Tシャツや巾着なの布アイテムはミスプリントがあっても即座に洗えば持ちこたえることができるのですが、木板は洗うことができないので完全一発勝負の作品になり緊張感も高まります・・!
実はスタッフもここまでハイレベルな作品作りはまだしたことが無いので尊敬です!
その内の一部分はTシャツにもしました。
他には販売を検討しているシリーズもののグッズの試作であったり、過去作品の版制作にも使用させて頂きました。
JAM:一部のイラストを使って別のアイテム作りまで・・・!シルクスクリーンを堪能してもらえて本当にうれしいです~!
今回の3コマ漫画のデザインを一部だけ印刷して元々Tシャツ用のデザインかのように作品が完成するのもシルクスクリーンのモノ作りとしての楽しみのひとつですね!
実際にhanderudeを使ったのはどんな方ですか?また、handerudeを使って何を作ったかを教えてください。
私自身と、あと姉が作成したいものがあるということでデータをもらい、版を作りました。
シルクスクリーン製版Mサイズ3版×3色=9版で作成した木製パネル作品、そのうち3版を使用したTシャツノベルティ、2版を使用したTシャツとその色違いや木板への印刷、同シリーズの柄違い巾着制作、袋制作、そのほかに木板への2色刷り印刷用に過去作品の製版などをしました。
JAM:handerudeが一家に一台あれば、家族で共有したり、友達と共有したりhanderudeをきっかけにシルクスクリーン仲間が増えるなんてことも・・・!
大量に印刷するのも良いですし、過去作品をシルクスクリーンで印刷することで、今すぐイラストを描かなくても大丈夫です!
みなさんも過去作品をリバイバルして新しい作品作りのテーマを見つけてみるのはいかがでしょうか?
handerudeを使用してみていかがでしたか?
リアルな話をすると本体価格は簡単に手が出るお値段ではないです、しかしながらロールだけで考えるとお店で頼むより2倍以上のコスト削減ですし、時間と場所を気にせずに作品の制作ができるので、版を注文する手間や届くまでのロスがカットできます。
手が遅い私のような者にはとっても嬉しいですね。
プリンターと同じように簡単手軽にススっと使えますし、製版中の音も思ったより大きくないので夜でも使えます。
なんならフィルムをカットする音の方が大きいです。版をはきだしてくれる様に愛着すら湧き…製版中はおもわずhanderudeを応援してしまいました。
JAM:handerudeのフィルムは5m、12mと2種類から選ぶことができます◎たくさん製版するなら12m?まずはお試しで5mから・・・自分に合ったフィルムをゲットしちゃいましょう!
作家活動をしているとイベントや展示に向けて準備をしないといけないのになかなか手が出ずにギリギリになっちゃう事ってよくありますよね・・・。
私自身もゆっくりの作業でいつもギリギリになってしまうのですが、handerudeが自宅にあれば好きなタイミングでグッズが作れるのでとっても便利だと思います◎
今後、handerudeをどのようなことに使用してみたいですか?
シルクスクリーンはいろんなものに印刷ができる技法なので、新しい使い方を積極的に模索していきたいです。
ジャグアタトゥーに使用できないだろうかとか、陶芸の絵付けに使えないだろうかとか…メッシュの荒さと使用するインクのテクスチャーの相性が悪そうなので今挙げたものはうまくいかない可能性が高いですが、いつでも製版できるhanderudeが手元にあれば試作も気軽に行えそうでワクワクします。
JAM:シルクスクリーンでタトゥーみたいに印刷して期間限定のおしゃれを楽しむのもいいかもしれないですね◎
陶芸の作品・・・いいところに注目してくださいました!!
実は、島根県でSURIMACCA+をオープン予定のTwopersさんで陶器やガラスにシルクスクリーン印刷をされているのです◎ぜひTwopersさんのInstagramをチェックしてみてください~
まだまだ他にもシルクスクリーンでできることや挑戦してみたいことは山積みですが、handerudeがあれば練習がてらに印刷してみたり、失敗も次の挑戦に向けての改善点にしてしまってどんどん新しく挑戦してもらえたらと思います!!
今回はhanderudeモニターインタビュー第13弾として、PHIさんに使用してもらいました!
Tシャツや巾着に印刷してオリジナルグッズをつくったり、紙袋や木板に印刷するなど素材を変えてたくさん印刷していただきました。
PHIさんの作品たちは下記リンクからチェックしてみてくださいね~!