9月5日(木)からきのこ社さんと本上百貨店さんによる「マガイモノと最後のお願い」展が始まりました。
お2人ともお写真の展示ながら全く違った内容で、一粒で2度おいしい展示となっております◎

-自己紹介と普段の活動を願いします。

本上百貨店( 以下【本】):本上百貨店の本上功大です。会社員として働きながら、趣味である写真や釣りなどの魅力をwebを通して発信しています。

きのこ社( 以下【き】):きのこ社のマツバラカナです。写真を素材とした文具や紙もの雑貨、最近では架空のお店をコンセプトにした雑貨なども作っています。

-お2人の名義の由来をお聞きできますか?

本:もともと「本上百貨店」というのは高校生のときに立ち上げた自身の演劇ユニット名でした。百貨店のように様々なジャンルの作品を創れればなぁ、、、という高校生の甘い希望から付けた名前です。

き:昔、髪型がマッシュルームカットだったので。それと、日本語で覚えやすいというところもあります。きのこをモチーフにした物を作っていると思われがちです。

-今回の展示のきっかけはどういったものですか?

き:レトロ印刷JAMさんのギャラリー募集を見て、何かやりたいなと。で、一人でやるには展示スペースが広いなと思い、本上百貨店を誘いました。

-それぞれのコンセプトをお聞かせ願います。

本:今までは劇という「動」の作品を創ってきましたが、今回はそれを刹那的に切り取った写真を集めました。今回の展示タイトルである「セツナ」は「切ない」ではなく「刹那」の意味合いが強いです。

き:タイトル通り(「日常のシュール約100選」)、ライフワークとして撮影している日常のシュールを、皆様にご覧頂いてます。
携帯電話を持ち始めた頃からなので、約20年の中から厳選しました。100選って言っておきながら、150以上あります。

-お写真の作品ですが、はじめられたきっかけはありますか?

本:たまたま家族写真用にカメラを買い換えて、たまたま丁寧に使い方を教えてもらって、たまたま教えてくれた人がポートレートを撮ってたので便乗しました。ほんとにすべてがたまたまです。

き:カメラ付きの携帯電話を持ち始めたのが一番のきっかけですね。いつでも撮影できるというのは本当ありがたいです。

-カメラは何を使ってらっしゃいますか?

本:SONY α6300 α7R2

き:メインはiphone7plusです。雑貨素材用の撮影の場合はPENTAX Qも使用しています。

-撮影の際のこだわりはありますか?

き:撮影のテクニックなどは持ち合わせていないので、常日頃何か面白いことが落ちていないか、素材を探すというところです。

-きのこ社さんはJAMのレトロ印刷もシルクスクリーンサービスもご利用いただいていますが、JAMとはどうやって出会われましたか?

き:奈良で偶然頂いたフリーペーパーが、手書きの文字でわら半紙に印刷されていて、これはどこで印刷しているのかと調べたら、レトロ印刷さんを発見しました。

-紙の印刷でもいろいろな印刷をご利用ですが、レトロ印刷とその他印刷はどう使い分けていらっしゃいますか?

き:わら半紙に印刷したい時、レトロな風合いを出したい時は必ずレトロ印刷さんに注文しています。カラーの写真を印刷する時やインクの色移りを避けたい時は、家で印刷するか他の印刷会社に注文することもあります。
レトロ印刷さんはお値段もお手頃なので、とりあえず作ってみよう!ってチャレンジする時も良く利用させてもらってます。

-最後に、今後の予定や目標をお聞かせ願います。

き:関西と東京のイベントを中心に活動しています。ぜひ遊びに来てください。
9.14 OSAKAアート&てづくりバザール
9.29 もう一度文化祭(大阪府立生野高等学校)
10.26~27 ZINE DAY OSAKA(レトロ印刷JAM)
11.16~17 デザフェス
ありがとうございました。