8月4日から16日までmaccoさん、Itsuki Matsumotoさんによる写真展『【二人展】Diary』が開催中。温かみのある写真の数々がご覧いただけます。今回の展示や制作についてお話を伺いました。

ー自己紹介と普段の活動を教えてください

itsuki「普段は会社で働きながら、たまに写真を撮ったり展示をしたりブラブラしたりしています」
macco「フリーランスでイラストレーターをしています。仕事の合間に写真を撮ったり、絵本の制作もしています」

今回の展示のタイトルの由来やコンセプトをお聞かせください

「楽しいことも、悲しいことも、ビックリするようなことも、全てなんて事ない毎日の中にあるという思いから “日常生活” に思いを馳せて写真を撮っています。今回2人展ということで、全然違う生活を送っているitsukiとmaccoが、両方から見た生活の営みを写真という目に見える形で並べることで、違ったり違わなかったりする日々を見れたら面白いなぁと思い、そして、鑑賞してくれた人が、2人の写真を通じて “なんだか知らない人だけど身近に感じる” なんて思ってくれればいいなとこのコンセプトに決めました。」

ー今回お二人で展示することとなったきっかけを教えてください

「昔通っていた写真教室の先生が “2人でやったら面白いんじゃない!?” と言ってくださったことがきっかけです。コロナがあったりして時間がかかりましたが出来て良かったです。」

ー撮影するときに気を付けていることやこだわりなどを教えてください

macco「犬の白い毛が白飛びするので露出だけは気にしています。他は特にこだわりなく、なるべく自由な気持ちで撮りたいなと思っています」

ー作品の中で、リードを付けずに犬の散歩をしていて驚いたとありますが、他にも日本とドイツの日常を撮影する中で気づいた両国の違いなどはありますか?

itsuki「ヨーロッパの建物が素敵なことは写真などを見て知っていたのですが、地面から窓が半分顔を出している、半地下の建物がすごく多くてそれもビックリしました!大雨が降ったらどうするんでしょうね…
ドイツ人の知人は「ドイツは地震も台風もない」と言っていたので、洪水の心配なんてしなくても良いのかもしれません。」

ーお互いの作品の好きなところを教えてください

itsuki「maccoさんの穏やかな雰囲気が写真にそのまま出ているところが好きです。飼い犬のガブちゃんのことも “カワイイ!” と心から思っているのが伝わってきて、こんな生活送りたいな〜とほんわかした気持ちになります。」

macco「いつもどこか静かな視点があるところが好きです。朗らかだけど浮足立ってない感じ。そして色や構図にitsukiちゃんのアーティスティックな感性を感じさせてくれるところ。狙ってるのか狙ってないのか分からない、少しミステリアスな感じもして素敵だなと思います」

ー最後になりましたが、今後の予定や目標もぜひお聞かせください

macco「本業のイラストの展示なのですが、12月に大阪で個展をします!twitterやinstagramなどでチェックしていただけたら嬉しいです。写真もこれからもマイペースに続けて、また何年か後にitsukiちゃんと「Diary その後」がやれたら面白いかも、と今思い付きました。」

itsuki「今回改めて物作りが好きだな、と実感しました。写真に限らず形にする作業をドンドンしていきたいなと思います。「その後」があれば、その時に活かせれば嬉しいです!個人的には家族向けにzineを作りたいな〜と目論んでいます。」


macco&Itsuki Matsumoto

飼い犬コーギーが可愛いmaccoと、
生まれ変わったら刺繍作家になりたいitsukiの2人組です。

macco: instagram

itsuki: instagram