5月26日から6月7日まで開催中のmerryさんによる『ドットとチェック』展。
手描きやシルクスクリーン、はたまたミシンまでも駆使して作られるドット柄とチェック柄のかわいい布作品の数々が展示中です。
壁も賑やかに彩られた今回の展示や制作についてお話を伺いました。
-自己紹介と普段の活動を教えてください。
はじめまして。merryです。布作家をしています。北海道で生まれて、大阪で暮らしています。実店舗はないので、布小物やオリジナルTしゃつなどを、個展やイベントで展示・販売しています。オンラインショップもあります。
-今回の展示のタイトルの由来やコンセプトをお教え願います。
だいすきな「ドット」と「チェック」だけにしぼって、いつか展示をしてみたいと思っていました。レトロ印刷さんでどちらの柄もシルクスリーンの版を作っていたので、ちょうど良いなと思って今回テーマにさせてもらいました。
-初めて作った布作品はどのようなものでしたか。
小学校3年生の時にフェルトでチューリップのアップリケを作りました。今も額に入れて保管しています。
-どのような経緯で布作家となったのでしょうか。
本当は雑貨屋さんをしたかったのですが、商品を揃えるための資金が足りなかったので、まず自分で作った作品を商品にしよう、というところから始まりました。作ることは元々好きでしたが、さらに好きになりました。
-紙や布以外の素材で作ってみたいものはございますか。
今回壁にペイントをしたのですが、それが楽しかったので、木の板を使って何か、ペイントをしてみたいと思いました。
-今回の展示作品では、SURIMACCAをご利用いただいているものもございますが、シルクスクリーン以外の技法の作品はどのようにして作られているのでしょうか。
ほとんどシルクスクリーン作品ですが、「なべつかみ」「コースター」はミシン縫いと、刺繍で作っています。
とくにチェック柄をミシンの縫い目で表現しているなべつかみは、すごく頑張った作品です。地味ですけど、だいすきな作業です。
-ドットやチェック以外の絵柄では、しろくまやペンギンがモチーフになっている作品も見られますが、Tシャツなどキッズサイズの作品も作るにあたって何かこだわり等はございますか。
キッズサイズの作品を作るのはとくに好きです。素材が小さくって可愛いので・・・。子どもは何を着ても可愛いと思うので、ちょっととぼけた感じにしてみたり、大人っぽくしてみたり、かわいくしすぎない、ゆるさのあるものを作ることが多いです。もちろん、度直球で「かわいい!!」と思っていただけそうなものも作りますが…♡
-最後になりましたが、今後の予定や目標もぜひお聞かせください。
今年はこのあと、色々なイベントに参加する予定です。今後は関西以外でも個展やイベントに参加したいです。全ての都道府県でmerryを紹介させてもらうことが今の一番大きくて、わくわくする目標です!
merry
はじめまして!merryという名前で布作家をしています。北海道で生まれて、大阪で暮らしています。
「merry」は「楽しい」という意味です。
毎日が楽しくなるような布小物の制作を目指しています。
個展やイベントの展示販売、オンラインショップでの販売をしています。