リマポエポエさんの自己紹介をお願いします!
2021年4月 北九州 門司柳町商店街にオープンした、福祉雑貨のお店です。福祉雑貨というのは、障がい者が事業所で作った雑貨のことで、リマポエポエでは全国の事業所から店主がセレクトした物をお取り扱いしています。
お店のある街、エリアの雰囲気や、暮らし、過ごし方の魅力を教えてください
門司柳町商店街は観光地「門司港レトロ」のお隣にあり、観光地の賑わい、というよりは八百屋さんやお花屋さんなど日用品の揃う旧い商店街です。
近くにはタワーマンションもあり、ご高齢の方からファミリー層まで色んな方の暮らしの場です。
リマポエポエさんではどのような活動をされていますか?
元准看護師の店主は、「障がいのある方とそのご家族が地域で幸せに暮らせるために」障がいのある方とない方が自然に交流出来るきっかけを創ろうと思い、お店を始めました。
昨年は他県から事業所の施設長を講師としてお招きして講演会を開催したり、色んなイベントに参加して、普段は「福祉」と関わりのない方にも福祉雑貨のこと、事業所のこと、当事者(障がい者とそのご家族)をポジティブに知って貰いたい、と思って活動しています。
今年はさらに事業所とのコラボで雑貨を作ったり、事業所で新商品の製作に関わらせて頂いたりしていきます。
スリマッカプラスとしてお店を始めようとしたきっかけを教えてください
初めは事業所や地元企業とのコラボで、当店がデザイン~製作~販売して新商品を製作したいと考えたからです。
ただ、今では一般のお客様にもグッズ製作を楽しんで頂きたいと考えています。そこから、また新しい地域での活動が展開出来るのでは、と期待しています。
お店にはどのようなお客様がご来店されますか?
今では多くのお客様が当店でお取り扱いしている商品が福祉雑貨ということを知っていますが、大きく「障がい者が作った」とPRしていませんので、一般のお客様が個性的な雑貨を求めて来られます。
もちろん、当事者や事業所の方、あとはアート関係の方も多いです。
リマポエポエさんのお店でイチオシの商品をおしえてください
どれも甲乙つけがたいですが、徳島の「器れもん」さんの器は、お店を出そうと決意させてくれた商品で、特にトルコブルーの器はずっと人気です。
店舗の名前がとても印象的なのですが、なにか特別な意味などあるのですか?
「つなげる」「みんなで集まる」という意味の店名にしたかったのですが、思いつく単語は既に使われていました。元来、人と同じことが好きではない店主なので、ハワイの言葉に詳しい知人に考えて貰った造語です。
「みんなで手をつないで輪になって」というような意味です。
お店の一押しポイントやリマポエポエさんででできることを教えてください
販売している商品も店内外で開催するイベントも規模は大きくないけれど、他では体験出来ないことだと思っています。(繰り返しますが、人と同じことが好きではないので)
商品やワークショップの講師も、強いオモイを持ったものや人を集めています。
シルクスクリーンの良いところ.スリマッカの良いところってどんなところだと思いますか?
・シルクスクリーン:楽しみながら個性的な作品が作れるところ
・スリマッカ:工夫次第でシルクスクリーンが手軽に出来るところ
ワークショップやイベントのご予定はありますか?
3月末に初めての出張ワークショップをしました。
5月のこどもの日にお店で小さなイベントをするので、お子様向けのワークショップをする予定です。
今後どのようなお店にしていきたいですか?チャレンジしたいことなどをぜひ教えてください!
さらに障がい者の作品(絵など)をグッズにして販売したり、お客様にその版でワークショップをしてもらったりして、地域で楽しく当事者のこと、事業所のことを知ってもらうきっかけにしたいです。
「ここに行けば、他にはないワクワクを体験出来る」お店にしたいです。