SURIMACCA＋（スリマッカプラス）とは
SURIMACCA＋とは、シルクスクリーンのおもしろさを拡げていくため、スリマッカが使える印刷の遊び場を全国につくるプロジェクトです。アイデアを形にしたり自分の手で作る楽しさを、さまざまな地域に広めていきたい！そんな想いからはじまりました。今では全国各地にスリマッカで遊べるお店があります。
今回ご紹介するのは 「NOT GUTTER」さん です！
実は2022年に、スリマップレスの記事で vol.1 として取り上げており、
その時の記事は 👉 【コチラ】からご覧いただけます。
そして2024年に新しい店舗へ移転されたことを受け、今回は vol.2 として改めてご紹介いたします！
NOT GUTTER
●NOT GUTTERさんの自己紹介をお願いします！
1年ほど前にボウリング場からSHIBAURA HOUSEに移転してきました！
世界的に有名な建築家・妹島和世さんが手掛けたガラス張りの建物の中で、シルクスクリーンやリソグラフなどの印刷体験ができます。
「SHIBAURA HOUSE（シバウラハウス）」
東京都港区芝浦に位置する、地域に開かれたコミュニティスペースです。2011年に竣工され、広告デザイン会社である株式会社SHIBAURA HOUSEが運営しています。この施設は、地域とのつながりを深めるために社屋の一部を開放したことから始まりました
WEB：https://shibaurahouse.jp/home
外に置かれたベンチや植物も含めて、町と自然に溶け込んでいる感じが心地良い印象です
●お店にはどんな設備がありますか？
シルクスクリーン製版機1つ、リソグラフ印刷機1つ、刷り台2つ、乾燥棚1つほどです。
お店はM2（中2階）にあってお客さま2組で満席になるくらい小さなスペースです・・が、2階まで吹き抜けで天井がものすごく高いので開放的な気分を味わえます。
●新店舗への移転を決めたきっかけや理由を教えてください。
ボウリング場はすごく気に入っていたのですが本業（企画編集）の都合でいったん出ることになりまして・・ご近所のSHIBAURA HOUSEさんにダメ元で声をかけたところまるごと受け入れてもらえました。ラッキーでした。。
●以前の店舗から移転後、変化したこと・工夫していることはありますか？
平日だけでなく土曜日もOPENするようになりました。
●新しい店舗のある街やエリアの雰囲気、過ごし方の魅力について教えてください。
同じ芝浦の1丁目から3丁目へ移動しただけなのですが、こちら側はオフィスワーカーの方が多く平日はたくさんの人々で活気がありますが、休日はあまり人通りがなく落ち着いています。その光景を建物の中からぼー・・っと眺めるのが乙です（笑
●現在の店舗では、どのような方が来られますか？印象的なエピソードなどあればぜひ！
SHIBAURA HOUSEには海外からの旅行者さんも多く訪れるのですが、通りすがりに「Wow RISO!」「Silk screen printing?」と英語で話しかけられることがあります。移転してからは欧米やアジアの国々のお客さまがかなり増えました。スイスのデザイナーさんは日本のお菓子のイラストをたくさん描いておみやげZINEを作ったり、ニューヨークのご夫婦はそれぞれのイラストをTシャツにプリントしたり。英語の受付票やマニュアルも用意しましたが、英語対応はまだまだ力不足で・・がんばります（汗
●現在、NOT GUTTERさんでは移転後に始めた新しい取り組みや企画はありますか？
金曜日の夜は「ほろ酔いプリント」を実験的にスタートしました。
これはビール好きな当店発起人の提案です。ご予約のリピーターさまに限り、お酒やおつまみを持ち込んでいただいてシルクスクリーンやリソグラフを楽しんでいただけたら・・と。先日も常連のお客さまとビール片手に雑談していたらあっという間に深夜近くに・・楽しすぎました（笑
●NOT GUTTERさんの“ここがイチオシ！”というポイントや、店内でできることについて教えてください。
シルクスクリーンのほかリソグラフも体験できます。うちは「PRINT IT YOURSELF」スタイルなので、製版設定やインクドラム交換なども全部自分で操作していただきます。リソグラフで刷った上からシルクスクリーンを重ねたり、ZINEとTシャツを同日に刷ったりも可能です！
SHIBAURA HOUSEの1階にはカフェがあり平日11時〜16時はフリースペースとして開放されています。当店でも飲食OKなので、印刷しながらゆったり過ごしていただけたらと思います。
いろんな表現を一度に体験できるのは魅力的ですね👀✨
●今後のワークショップやイベントの予定があれば教えてください！
いまお客さまと計画中です・・
●これから挑戦してみたいことや、お店として目指していることがあればお聞かせください。
日本のクリエイターさんの作品は海外でも人気なはずと感じています！
世界中から訪れる方にも気軽に手に取って見てもらえるような環境づくりをしていきたいです。
今後はお客さまと一緒にイベントを企画したり、商品開発したりできたら楽しそうです。
