KOTTERIシリーズは濃い地での発色を重視して作ったインクです。
KOTTERIというだけあって通常のSURIMACCAインクと比べ粘度がありますが、その分、発色が良いです。

製版時の注意

KOTTERIインクは先ほども述べたように、粘度があります。製版する場合は、目の粗い70メッシュを使用しましょう。

JAMのWEB SHOPからご注文いただく場合は、70メッシュにクリーナーをかけて、さらにインクの通りをよくした70メッシュ(クリーナーあり)をお選びください。

KOTTERIインクであそぶ

KOTTERIインクの発色の良さを実験してみましょう。

使用する図案はこちら。みんな大好きアイスクリーム!

まずは、通常のSURIMACCAインク(コーラル)とSURIMACCAインク(パン)をつかって黒い布と白い布に刷ってみました。

SURIMACCAインクは透過性があるため、黒い布の場合、布地の影響をうけて色味が暗く沈んでしまっています。

次にSURIMACCAインク KOTTERI(ホワイト)とSURIMACCAインク(ゴールド)で同じ図案を刷ってみます。

発色の良さは一目瞭然!黒い布地の影響を受けにくいですね。

白い布に刷ったものと比べても、色の差はほとんど感じられません。
KOTTERIインクはもちろんですが、ラメインクも布地の色の影響を受けず、発色が良いです。

KOTTERI【ホワイト×ゴールド】と【コーラル×パン】を並べてみるとKOTTERIインクの発色の良さがわかりますね。

KOTTERIインクの刷り方のコツ

KOTTERIインク粘度があるため、通常のSURIMACCAインクで刷るときと比べ、刷る際に少しコツがいります。

コツを意識せずいつも通りに刷ってみたのがこちら

インクの乗り方にムラができてしまっているのと、発色も薄い印象です。

では、コツを意識してプリントしてみましょう。

(1)インクをたっぷりのせる

インクは通常のSURIMACCAインクで刷るときより多めを意識しましょう。

(2)スキージーの角度は寝かせ気味

刷る際のスキージーの角度は基本45度をオススメしていますが、KOTTERIインクを使用する場合は30度くらいがオススメです。

角度を寝かせて刷ることでインクがたっぷり落ちてくれます。

(3)やさしく2度刷り

しっかりインクを落とすために2度刷りをしましょう。
一度刷ったあと、版はそのまま持ち上げたりせずにスキージーをスタート地点まで戻します。このときインクをまたすこし足しておくとなおよいです。

2度刷りの際、スキージーの角度は先ほどと同様に30度。
刷る力加減はやさしめを意識してください。素材にスキージーをやさしくあてながら手前に引きます。インクを上からかぶせるようなイメージです。

上記の3つのコツを意識して刷ったものがこちら。

しっかりとインクがのっているのがわかります。

並べてみると、コツを意識した方が発色がよくキレイに仕上がっています!

KOTTERIインクであそぶ 番外編

発色の良さが売りのKOTTERIインクはこんな使い方もできます。

「通常のSURIMACCAインクを発色良く使いたい!」というとき、KOTTERIインクはとっても便利です。

コーラル・パンそれぞれに少しづつKOTTERIインク(ホワイト)を混ぜて、さきほどのアイスクリームを刷ります。

ホワイトを混ぜるので、それぞれの色が多少白っぽくなってしまいますが、発色の良さはぐっとあがりました。白を混ぜれば混ぜるほど、はっきりとします。

比較してみるとわかりやすいですね。

もうひとつ、KOTTERIインクをつかって発色をよくする方法があります。

KOTTERIインク ホワイトを刷った上から、重ねてSURIMACCAインクを刷ると、地の色の影響を受けずSURIMACCAインクでも発色良いプリントができます。

このように、先ほどのコーラル×パンのアイスクリームでも、先にKOTTERIインクをプリントしてからプリントすることでより発色良く仕上がりました。
KOTTERIインクが、コーラル・パンのインクが布に染み込むのを防ぐので、パキッとした色味になります。

ただ、位置をピッタリ合わせるのはちょっとむずかしいです。

位置がずれると下地に刷ったホワイトも見えてしまうので、丁寧に作業しましょう。

KOTTERIインクはひとつもっていると大活躍のオススメインクですよ!


SURIMACCAインク KOTTERI(ホワイト)
¥660(税込)