入稿する前に確認しよう!!【シルクスクリーン完全データ入稿のすすめ】!!

「線の太さ・白抜きの細さ・フォントサイズ」編
細すぎる線や文字は注意が必要です。

POINT
使用するインクによって表現できる線やフォントの大きさが違う!

動画解説


自分のデザインの線やフォントを見返してみよう!


使うインクとデザインが対応しているか確かめる。
特殊インクと通常インクでは表現できる線や白抜きの幅、フォントサイズが違います。


完成をイメージしながら原稿をつくろう!

線や白抜きが細すぎないか、フォントが小さすぎないかをチェックしましょう。

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細かすぎるデザインは印刷したときに印象が変わる可能性があります。

●細すぎる線:途切れやすく見えなくなることがあります。
●細すぎる白抜き:インクの滲み等で潰れてしまいます。
●小さなフォント:白抜きの部分が潰れがち!場合によっては読めなくなることもあります。

POINT
デザインが細かいときは印刷時にスキージーの角度を立ててインクの量を調節しよう!

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特殊インクを使うときは線の細さやフォントサイズには特に気を付けよう!

もこもこやモケモケなどの発泡インクと呼ばれるインクは膨らんだ時に細かい白抜きが潰れやすいため特に注意が必要です。

よくある質問

Q.細かいデザインを綺麗に印刷する方法は有りますか?
製版メッシュ数を120メッシュにしていただくことで可能です。
また、120メッシュで特殊インクをを使用する際は数枚程度の印刷で目詰まりが起こりますのでお気をつけください。詳しくは「シルクスクリーン製版の選び方」‐70メッシュと120メッシュのちがい‐の記事をご参照ください。

Q.QRコードは印刷できますか?
印刷自体は可能ですが、QRコードのサイズによっては潰れて読み込めない可能性があります。

Q.1ptってどれぐらいの線幅ですか?
約0.35mmほどの細さになります。
詳しくは【ラボ】「細かいデザインはどこまで刷れる?」-布編-、「細かいデザインはどこまで刷れる?」-紙編-の記事をご参照ください。


【完全データ入稿のすすめ】動画一覧はこちら

「完全データ入稿のすすめ」はあくまで参考。
シルクスクリーン原稿を作るのに最終的な正解はなし!
作りたいものをつくれるように、ご自身でいろいろ研究し、シルクスクリーンを楽しんでください。