
handerude(ハンデルデ)とは
シルクスクリーンキット「SURIMACCA」に使えるシルクスクリーン小型製版機です。ロール状の専用フィルムをセットし、自由なサイズでシルクスクリーン製版をすることができます。
https://handerude.studio.site/

シルクスクリーン小型製版機「handerude」を使いこなそう!handerudeはパソコンからデータを送信し、シルクスクリーン製版をします。
そこで今回はWindows・Macの標準アプリ(パソコンにあらかじめ入っているアプリ)を使うシルクスクリーン製版と印刷設定を案内していきます。

今回使用するまねき猫のデータは「モノクロ2階調BMPデータ」です。BMPデータに関してはこちらの記事をご覧ください。
1.Windows標準アプリ「フォト」からシルクスクリーン製版してみよう

画像データであれば、ダブルクリックでWindows標準アプリ「フォト」が立ち上がります。


●プリンター「JAM handerude Driver」
●印刷の向き「縦」
●用紙サイズ「XS 80*200mm メッシュ:120」
今回は120メッシュを選択しましたが、使用フィルムのメッシュ数が80メッシュであれば、80を選択します。
「印刷」ボタンをクリックすると製版が開始されます。
handerude 熱量の設定(Windows)
handerudeは製版時の熱量を調整できる仕様となっています。ドライバーインストール時の熱量設定(heat)は「+3」です。通常は「+3」のままでご使用ください。
熱量を下げると製版ムラができやすくなります。製版に孔(あな)が完全に開いていない場合、設定を変更している可能性があるので、設定を確認しましょう。

表示されていない場合は右上「すべてのアプリ」を開く→「設定」




❻ 右側のポップアップが表示されます。「プリンターの機能」→「熱量設定」が確認できました。
※Heatは「+3」のままご使用ください。
2.Mac標準アプリ「写真」からシルクスクリーン製版してみよう
Macの標準アプリ「プレビュー」からもhanderudeで製版ができますが、「写真」アプリが仕様上繊細に製版ができます。

「このアプリケーションで開く」→「写真」を選択
※一覧に表示されていない場合は「その他」を選択



●「JAM handerude」
●「XS-120」
●「標準」
●「フィット」
今回は120メッシュを選択しましたが、使用フィルムのメッシュ数が80メッシュであれば、80を選択します。
「プリント」をボタンをクリック

handerude 熱量と製版スピードの設定(Mac)
handerudeは製版時の熱量を調整できる仕様となっています。ドライバーインストール時の熱量設定(heat)は「+3」です。通常は「+3」のままでご使用ください。
Mac用ドライバーは0.3秒ごとの製版設定(通常は「300msec」のままでご使用ください)になっています。handerudeはオーバーヒート(熱を持ちすぎた状態)が起きると停止し、製版失敗となります。製版面積が大きい場合や製版サイズが大きい場合は製版失敗を防ぐために、製版間隔の数値を大きくすることをおすすめします。
熱量を下げると製版ムラができやすくなります。製版に孔(あな)が完全に開いていない場合、設定を変更してしまっている可能性があるので、設定を確認しましょう。

※印刷設定の開き方は上に記載している「2.Mac標準アプリ「写真」からシルクスクリーン製版してみよう」を参照ください。


※Heatは「+3」のままご使用ください。
※handerudeがオーバーヒート(熱を持ちすぎた状態)を起こすと停止され、製版失敗となります。製版面積が大きい場合や製版サイズが大きい場合は製版失敗を防ぐために、製版間隔の数値を大きくすることをおすすめします。
