ホットバインダーとは、インクではなく接着剤です。
インクと同様に印刷し、乾燥後にアイロンで箔フィルムやフロックシートを熱圧着します。

製版時の注意

インクに比べ乾燥が早く、目詰まりを起こしやすいので、ホットバインダーを使用する場合は目の粗い70メッシュで製版しましょう。

JAMのWEB SHOPからご注文いただく場合は、70メッシュにクリーナーをかけて、さらにインクの通りをよくした70メッシュ(クリーナーあり)をお選びください。

ホットバインダーで遊ぶ

鳥の図案を用意しました。

ホットバインダーを使用していろんな鳥の表現をしてみましょう。

(1) ホットバインダーをプリントする。

プリント手順は通常のSURIMACCAインクと変わりませんが、しっかりホットバインダ―がプリントできていないと、この先の加工がうまくいかないので、ご注意ください!

ホットバインダーは半透明なので、刷ったものをみてもちゃんとプリントできているのか判断がしにくいです。
そんな時は、版を見て、ホットバインダーがしっかり、メッシュの穴から落ちているかを確認しましょう。

インクが綺麗に落ちている

版にインクがのこっている

(2)各種転写をする

ホットバインダーを使用する加工は箔フィルムとフロックシートの2種類があります。

箔フィルムを使用したものがこちら。

光沢のある箔フィルムを転写することで高級感のある仕上がりになります。
箔の加工手順はこちらをご覧ください。

フロックシートを使用したものがこちら。

ふわふわと毛羽だったフロックシートを転写すると手触りの楽しい印刷になります。
フロックシートの加工手順はこちらをご覧ください。

ホットバインダーがひとつあると表現の幅がグッと広がって楽しいですよ!


ホットバインダー
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