レトロ印刷はフルカラー印刷(オフセット)ではありません!
版画のように、1版づつ製版して印刷しています。

データを作る時は、
必ずモノクロにしてご入稿ください。
濃度を調節する場合も、K(黒)に変換してから調節しましょう。
※カラーの状態で入稿されますと、不備となり再入稿になる場合があります!※

●注意点●
カラーをそのままグレースケール化しただけではダメなんです×!
カラーの状態からグレースケールをすると、
その色味のままモノクロになるので、
薄い色や淡い色は薄いグレーに変換されてしまいます。

これは、「カラー」が持つ色の濃度が薄いからです。ちなみに 黄色→グレー11%  シトロン→グレー5% になってしまいます。

そのまま印刷すると、薄い色味になり、見えづらくなってしまう原因となります。

はっきりとした色味にしたい場合は、黒100%にしましょう。
(ただし、ベタなど印字面積が広い場合は90%以下がおすすめです)

左:グレースケール化のみ 右:K100%の濃度

薄い色味をご希望であれば、薄い濃度の黒にしてください。
濃度はそのまま印刷に反映されます◎

 文字や細い線などは濃度100%(K100)がオススメです!

レトロ印刷は、リソグラフ(デジタル孔版印刷機)での印刷を専門とする印刷所です。『印刷のタネ』ではレトロ印刷の入稿のコツや使い方を、『JAMLAB』ではリソグラフやシルクスクリーンを使った実験や遊び方を紹介しています。

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