今回もいろんな素材に刷ってみたい！ということで、またまたSURIMACCA+のお店のみなさんと一緒に実験してみました！今回チャレンジするのはこちらの素材たち。

左から、ジュート(麻)バッグ／リブソックス／本の背部分

ちょっと刷りずらい素材たちなのであまりおすすめはできませんが、今回はおもいきって刷ってみようと思います。はたしてうまく刷れるのでしょうか？イラストはウカシちゃん、マステさん、ゴーム、JAMのロゴに登場してもらいました〇
(版は小型製版機handerudeの80メッシュで製版したものを使います！)

実験スタート！

3チームにわかれて実験開始です。はたして良い刷り方は見つかるのでしょうか、、？チームそれぞれの実験中の様子と、刷る時のポイントをご紹介します〇

まずは”ジュート(麻)バッグ”から▽

刷る前にアイロンをかけてできるだけバッグを平らにしてみたり、バッグがズレないようにマスキングテープで机に固定してみたり、バッグの中にぶあつい中敷きを入れて高さをだしてみたりと、皆さんいろいろ工夫されていました🤔
❖ポイント！
・バッグのマチをなくすために中敷きは厚めのものを入れる。
・スキージーを寝かせすぎない。
(ジュート生地が粗いのでスキージーを寝かせすぎると絵柄が潰れてしまうことがあります。逆にしっかりインクをのせたい時は少し寝かせて刷ってみてください〇)

そしてお次は”リブソックス”！▽

リブの流れに沿って刷るのがいいのか、、？リブに逆らって刷るのがいいのか、、？皆さん悩みながら印刷されていました。
❖ポイント！
・くつ下の中にちょっと大きめの中敷きを入れて、くつ下を少し広げて刷る。
(広げずに刷ると実際に履いた時に絵柄が伸びてしまいます。)
・リブに沿って刷る方が刷りやすい！
(リブに逆らって刷るとガタガタして刷りずらいです。)

そして最後は”本の背部分”です▽

版をフレームに張らずに使ってみたり、本を机の側面に貼りつけて固定したりと、今回の3アイテムの中では一番チームごとの刷り方に違いありました…！👀
❖ポイント！
・本をしっかり固定して刷る。
・本の背が丸い「丸背」よりも平らな「角背」がおすすめ。
(刷る面はできるだけ平らの方が刷りやすいです〇)

番外編

番外編として、問い合わせが多い「ビブス」と「タオル」にも刷ってみました！

ビブス▽
今回は100%ポリエステル生地のビブスを使用しました。

❖ポイント！
・ビブスの下に何か敷いてから印刷する。
(メッシュ状になっているビブスはインクがすり抜けて裏移りしてしまうので、ビブスの中に紙や板などをを敷いて刷るのがおすすめです！)
・太い線、ベタ面のあるデザインが向いている。
(メッシュの穴の部分にはインクがのらないので、細かい絵柄よりも線が太めのざっくりした絵柄が向いてそうです〇)

ポリエステル素材への印刷の実験記事
【ラボ】ポリエステル生地に刷ってみる▽
https://jam-p.com/blog/poriesuteru/

タオル▽
今回は”THEタオル”なパイル生地に刷ってみました。

❖ポイント！
・太い線、ベタ面のあるデザインが向いている。
(ループ状になっている糸の上の部分？にだけにインクがのっているので、ベタの部分はインクが割れたような感じに見えます。)

まとめ

基本的にはどれもおすすめではない素材たちですが、「どうやって刷ろうかな？」と考えながら作業するのも意外と楽しいです。実験好きの方やシルク好きの方はぜひ色んなアイテムにチャレンジしてみてください👍

絵柄によっては別の方法が良いこともあるので、あくまでも参考としてご覧ください〇

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