黒い紙に白インクで刷って、さらにその上から黒インクで刷ったらどうなるのか?
紙の種類も複数用意して、実験してみました!


製版のための元データはこんな感じです。
懐中電灯とその灯りを白インクで、暗闇に隠れるおばけたちを黒インクで刷ります。

①白インクで刷る図案
②黒インクで刷る図案
【出来上がりイメージ】

今回使用する黒い用紙はこちらの3種類。

左から「まっくろ」「コニーラップ(ブラック)」「にごり紙(墨)」です。
まっくろは厚紙、残りの2種はペラ紙です。
※「にごり紙(墨)」は店頭在庫限りの商品です。

まずは白インクで懐中電灯とその灯りを刷っていきます!

インクを置いて~
サッ!
じゃ~ん!

白インクが刷り終わりました!
こってりしたインクなので一度刷りでしっかり発色しています。

「まっくろ」       「コニーラップ」       「にごり紙」

白インクが乾いたら、その上に黒インクでおばけを刷っていきます。


刷りたてホヤホヤのおばけがこちら!

ツヤツヤと浮かび上がっています!
白いインクの上に黒いインクが乗ったところは、輪郭がはっきり見えますね。

日にちを置いて、インクが完全に乾いたものがこちら。

黒い紙の上のおばけたちは、刷りたてと比べると随分マットな仕上りで、より闇に紛れています。
しかし、白インクの上にのった黒インクのおばけたちは少しツヤが残っています!

紙の種類によっても、インクの見え方に差が出ました。
いちばん黒が見えにくくなったのが「まっくろ」の紙で、角度によっては全くと言っていいほど見えません。

白インクだけバージョン

比較対象として、白インク一色で【仕上りイメージ】を刷ったバージョンも作ってみました!

どうでしょうか?ぱっと見、同じものに見えますが、見え隠れするおばけたちが不在なのでやはり少し寂しい仕上がりに感じます!

【おまけ】

かすれてしまったけどいい感じになった半透明おばけたちです!
インクが十分に紙に落ちなかったので、失敗といえば失敗ですが、ユニークで面白い仕上がりになったと思います。
こういった予想外の印刷が生まれるのも、手刷りの魅力のひとつですよね!

まとめ

・使う用紙の黒色が濃ければ濃いほど、黒インクは馴染む(見えづらくなる)
・白インクの上に黒インクを刷ると、少しツヤが残る仕上がりなる!
・白インクの上は少しだけインクがのりづらい。(白インクのテクスチャーがあるため)
・黒インクがベタでしっかりと刷れれば、下地の白インクはほとんど見えなくなる。

黒い紙に黒インク、または白いインクの上に他のインクで刷るデザインに挑戦したい方の参考になれば幸いです!

今回実験で使ったもの

SURIMACCAインク(ホワイト)
660円(税込)
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SURIMACCAインク(ブラック)
660円(税込)
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SURIMACCAセット
3,960円(税込)
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まっくろ(厚紙)
157円(税込)~
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コニーラップ(ブラック)
733円(税込)~
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SURIMACCAは、シルクスクリーンの製版サービスやオリジナルキットの開発のほか、シルクスクリーンの作業場を全国に拡げるプロジェクトを行っています。『JAMLAB』ではリソグラフやシルクスクリーンを使った実験や遊び方を紹介しています。

SURIMACCA
https://surimacca.com/
06-6485-7350(10:00~19:00)