中綴じ製本は、真ん中で綴じた紙を二つ折りにして製本します。
(ちなみに、JAMでは二つに折るのも手作業だったりします…)

なので、データを作るときは、綴じる前の見開きの状態(左右2ページ分)で作成します。

↓表紙+本文4枚(16P)の場合、以下のようになります。 

これが、けっこうややこしい。
本を開いたときに隣り合っているページ(「見開き」といいます)とは違った順番でデータを作らないといけないのです。

おすすめの方法は、メモ用紙などを本文枚数分用意して二つ折りし、
ページ順を書き込んで確認すること。

製本して二つ折りする前の状態を確認できるので、
これをもとにデータを作っていけばOK!

下の画像は、表紙+本文16P(右開き)の場合の面付けです。

一番のおすすめ(というかお願い)は、レイアウトに「ノンブル」を入れること。これがあれば、jamスタッフ一同とても助かります!
「デザイン上入れられないの…」という場合は、データの印刷範囲外に入れたり、データ名につけていただくのでもOK!

ノンブル、大事!

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