こんな年賀はがきがあるの知ってますか??印刷屋さんが大量に印刷する用なんですが、私は知りませんでした。(JAMも印刷屋さんですが…笑)見た瞬間「これは!シルクスクリーンが楽に出来る~!!!」と、思っちゃいました。

毎年1枚1枚刷ってるんですが、地味に大変なんですよね。40~50枚くらいなんですが…乾かす場所も結構面積使うので。これなら10回刷れば40枚出来る!!と、にやりとしました。早速サンプル刷ってみます。

牛が可愛く描けなかった為、柄に逃げました。笑(本番も逃げそうな私…)
Mサイズに4つ配置します。はがきのサイズが100×148mmなので、4つ並べると200×296mmになります。しかしMサイズは200×290mmなので、長辺が6mmオーバーします。たかが6mm、されど6mmです。完成イメージには十分余裕を持たせました。(ぴったりギリギリデータは危険です)

Mサイズはホルダーを使ってフレームを固定した方が作業しやすいです。繰り返し同じ位置に刷りたいものは、ホルダーを使いましょう!フレームを固定したら、刷り位置も気をつけたいので、プリントアウトしたデータをハガキに仮止めして、版の孔部分(インクが落ちる箇所)を目で合わせていきます。

版が透明で見えにくいですが、指で押したりしてしっかり確認して下さいね。

はがきを置く位置が決まったら、印を付けましょう!今回はマステで印を付けました。

↑ここに合わせて、はがきを置いていきます!

いざ!

牛だし、白黒で良いかな…と思ってましたが…シンプル過ぎて寂しい…
そんな事もあろうかと!2色刷りバージョンも考えていましたよ。

はい。ベタ塗りです。より白く!KOTTERIホワイト使おうかな~とも思いましたが、何か可愛い色使いたい気分。欲張って2色使っちゃいます。

楽したい為に2色一気に刷ります。

絵柄同士の間隔もしっかりあるのでインクの混ざりも気にならない!(そもそも混ざったって良いじゃないか!)

TOKYOとラベンダーです。インクが乾いたら、黒の主線を重ねていきます。※放置して乾かす余裕が無い場合はドライヤーでしっかり乾かして下さい!

ズレてますが、想定内です。笑
ズレても気にならないデザインにしておくと、心が折れにくいです。(何のアドバイス…)位置合わせがシビアなデザインは、気を付けて下さいね。

どシンプル白黒バージョンと、謎のサイケ感バージョンの出来上がり!1日乾かして(ただ放置してただけですが…)4等分にカットしていきます~!

大阪のJAMのお店にはカッター台もあります。この間某100円ショップでカッター台売ってたんですよ。使えそう!そして500円でした。お手頃。おうちでの作業には良さそうですよね。

半分に切って~

更にもう半分。(ちゃんとはがきの印が付いてて便利~!)

じゃんっ!!出来ました~~!!

カラフルバージョンも!色が違うだけで全然雰囲気変わりますよね。版を洗って、インクを変えれば何パターンも出来ちゃいます!シルクスクリーンって楽しいな~。

↑実は柄の中に【JAM】ねじ込んでるんですが、気付きましたか?笑

今年は会えなかったあの人に、年賀状書いてみるのはいかがですか??おうちでシルクスクリーンに挑戦も楽しいのでオススメです!

SURIMACCAは、シルクスクリーンの製版サービスやオリジナルキットの開発のほか、シルクスクリーンの作業場を全国に拡げるプロジェクトを行っています。『JAMLAB』ではリソグラフやシルクスクリーンを使った実験や遊び方を紹介しています。

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