JAM WEB SHOPではオリジナルのシルクスクリーン製版がご注文いただけます。通常製版のほかに「インクがよく通る製版」という商品があります。

SURIMACCAインクのKOTTERIホワイト、ゴールド、シルバー、カッパーを使用する際におすすめの製版です。
「インクがよく通る製版」は70メッシュ+製版クリーナー液をかけて、インクが通りやすくなっている版です。

▼通常製版(120メッシュ)

▼インクがよく通る製版(70メッシュ+製版クリーナー液)

インクがよく通る製版は、120メッシュよりも版の網目が大きい70メッシュ+製版クリーナー液で掃除をした版になります。光にかざしてみると版の違いが分かります。

SURIMACCAインクのKOTTERIホワイトは通常のインクに比べて粘度が高く、通常製版でたくさん印刷すると版が目詰まり(版の網目にインクが詰まってしまうこと)をおこしやすくなります。
また、ゴールド、シルバー、カッパーはラメが入っているインクになるので、通常製版だとラメが印刷に落ちきらなかったり、ラメが版に詰まって目詰まりをおこしてしまいます。

今回はそんなKOTTERIホワイトとラメ入りインクのゴールドを通常製版(120メッシュ)で印刷するとどうなるのか実験してみました。

通常製版でKOTTERIホワイトを印刷してみる

▼元のデータはこちら

▼印刷1回目

1回目は綺麗に印刷できました。細かい抜き文字や線もきれいに印刷できています。それではこのまま一気に10回くらい印刷してみましょう。

▼印刷10回目

細い線や文字はインクの目詰まりにより途切れたり、欠けて印刷されてます。
スキージーで何回もインクを落としても目詰まりによって印刷ができません。

▼めっちゃ白いの詰まってるやん!な版

上記写真のように目詰まりを起こさないようにするには、印刷毎にウエス(やわらかい布)で版を裏からしっかり掃除すると版をきれいに保つことができます。

通常製版でゴールドを印刷してみる

▼印刷1回目

案外きれいに印刷できます。ラメも結構落ちている印象。
これは個人差によるらしいですが、同じ実験をしたことがある別のスタッフに話を聞いたところ、ラメが落ちきらずなんだか黄土色のような印象に仕上がったそうです。力加減にもよるのかもしれません。
こちらもKOTTERIホワイト同様に10回くらい一気に印刷してみましょう。

▼印刷10回目

こちらもKOTTERIホワイト同様に目詰まりを起こし、文字や線がとぎれてきれいに印刷ができない状態になりました。

▼インクがよく通る製版と通常製版のラメ感を比べてみる

左がインクがよく通る製版、右が通常製版で印刷したゴールド。

インクがよく通る製版で印刷したものはたくさんラメが落ちているのでキラキラ感がすごいです。通常製版で印刷したものは紙地の影響を受けて発色が暗めな印象です。

まとめ

KOTTERIホワイト、ラメ入りインク(ゴールド・シルバー・カッパー)を通常製版で印刷すると

・1回目はそれぞれ意外ときれいに印刷できる

・印刷回数が増えると目詰まりが目立ち印刷できなくなる

・ラメインクはラメが落ちきらないので紙地の色の影響を受ける

上記インクを使用する場合は「インクがよく通る製版」でのご注文をおすすめします。

今回実験で使ったもの

インクがよく通る製版
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インク
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紙(今回はまっくろ使用)
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SURIMACCAは、JAMが展開するシルクスクリーン部門です。製版サービスやオリジナルキットの開発のほか、シルクスクリーンの作業場を全国に拡げるプロジェクトを行っています。【シルクスクリーンラボ】では、スタッフによるシルクスクリーンの実験を記録していきます。

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