シルクスクリーンしたいけど、用事無いな~。なんて方、いらっしゃいますか?
「用事が無い…」じゃなくて用事、作りませんか?マリーアントワネットも言ってましたよね。「パンが無いならケーキを食べればいいじゃない」って…(?)
そう、用事が無いなら用事作ろう!私の中のマリーアントワネットが作りましたよ。用事。
喪中で年賀状が送れなかった友達に手紙を書こう…!!と。せっかくなので手紙を読みながらお茶でも入れて一息して貰いたい。お茶とお菓子も送ろう。わくわくお手紙大作戦です!この記事を読んで、何か用事作ってみようかな。と思ってもらえれば幸いです!
郵便の内容・サイズを決める
今回の郵便物にふさわしい物は何だろう?宅配便は受け取る都合も出来てしまうので、ポストに入るサイズにしたい。そして本来の目的「シルクスクリーンをする」
この2つをクリアしたアイテムがこちら!
はがきケース(10枚)
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薄型のはがきサイズのケースです。10枚入りなので失敗しても大丈夫(?!)余ったケースは、年賀状の保管に使っても◎
お菓子の調達へ、デパ地下へ。私は旅先から郵便を出すのが好きなんですが、コロナ禍で久しく遠出していないので旅気分を感じられる物にしようと思いました。(佐賀、千葉、神奈川、長崎、色々買いました。)買い物中は、厚みも完全に感覚。「おさまらなかったら、自分で食べよう」と…笑
美味しそうなやつ!入るかな~♪
郵便料金を調べる
はがきケースは定形外郵便で、切手を貼ってそのままポスト投函対応しています◎ナイス!(※定形外郵便物 規格内は、長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内とします。)はがきケースの組立時のサイズが『長さ16cm×幅11cm×深さ2cm』なので基準クリア!あとは重さで価格が変わります。
調達してきたお菓子達を仮詰めして測ったところ、100g以内におさまりました。郵便料金は140円です!(安い!)そして今回は我が家に眠っている切手も使い切りたい。私は切手が好きなのですが、集めるというより使うのが好き!そしてかわいい切手を使っている事に気付いて欲しいタイプです(うざ)郵便料金が変わって、手持ちの80円、82円の切手が泣いていました。封筒の面積で2円切手を1~2枚追加で貼る行為も何だか嫌なんですよね。(あと2円切手のうさぎがあんまり好きじゃない…)1円切手だと更に貼る枚数が増えるので無理です。(ぽすくまちゃん、前島密さんごめんなさい…)
データを作る
はがきケースに何を印刷しようかな~。ひとまず、郵便番号の枠は作りたい!そして季節のお便りにしたいので、雪の結晶柄でも刷っちゃおうかな!(最近Snow●anにハマってるんでね!)でも小回りが利く用にXSサイズにはおさめたいな…と、1つの版にまとめて作ったのがこちら。※黒枠がXSサイズ印刷可能範囲です。
1つの版に、複数モチーフを入れるのはOKですが、しっかり距離を離しましょう。黄色がマスキングのイメージです。3cmほど離しました。近づけすぎると、作業時に汚れが出やすくなりますよ~。注意!
印刷する
まずは郵便番号の枠から印刷します。同じ形で、同じ位置に刷る場合インクを乗せる前に先に位置を決めておきましょう!インクを乗せる前なら、透けて位置の確認がしやすいです。※一度インクが通ると、下が全然見えなくなって”感”で刷る事になります…
最初に位置を決めておくと、2枚目以降がとっても楽です!印に合わせて次の紙を置いてどんどん刷り進めていきます。郵便番号が刷り終わったら、一度版を洗います。次は雪の結晶だ~~❄❄❄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄❄❄❄特に位置は決めずにランダムに刷ってみます。刷りたてはインクが乾いて無いので乾かしながら刷るか、フレームがかぶらない位置で刷りましょう!
雪の結晶がかわいくてテンション上がってきました!他にも何か刷りたくなってきたので、里紙にも刷ってみました。※刷りたいものは初めに用意してた方が作業がスムーズですよ😇(探してる間にインク乾いちゃう…!)
この後、版を洗って別のモチーフ(違う雪の結晶)を刷ります!はがきケースにシルバーも、キラキラでキレイだったんですがちょっと控えめな仕上がりだったので、「KOTTERIホワイト」を使いました。(作業中の写真撮るの忘れてました…笑)
宛名を書く
はがきケースを組み立てる前に、宛名を書いちゃいましょうね!組み立ててからだと書きにくいですよ。(((地味な落とし穴…笑)))
手紙も書いたら準備はOK!
ポストに投函する
はい。ここまで出来たらポストに入れるだけです。
まとめ
今回は、わくわくお手紙大作戦でしたが「はがきケース結構使える…」と改めて感じました。フリマアプリでの発送とか、ハンドメイド作品の販売/発送している人も使えるんじゃないかな~と。オリジナルのパッケージで発送できるの良いですよね。パッケージとか発注すると、とんでもない数量が最小ロットだったり…(あるある)個人や、小規模なお店の方にもおすすめ出来るアイテムだなと思います。
無事に手元に届いた友達からは「切手かわいい!!」と気付いてもらえました。(シルクスクリーンのひと手間もいいねって言ってもらえましたよ🥰)
写真には撮ってませんが、蓋をパカッと開けた所にもメッセージ描きこんだりしましたよ。紙モノは遊べますね~。中身を取り出した時に、底にメッセージがあっても面白いかも…実際に作ってみると色々アイデアが湧いて来ます。そう…!実際にシルクスクリーンをしてみると、次はこんな事したいな~。あんな事にも使えるな~。となるんですよ。笑
ぜひ、シルクスクリーンで遊んでみて下さいね。
今回使用した物
はがきケース
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SURIMACCAインク(シルバー)
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SURIMACCAインク(KOTTERIホワイト)
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里紙(あさぎ/やなぎ)
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SURIMACCAは、シルクスクリーンの製版サービスやオリジナルキットの開発のほか、シルクスクリーンの作業場を全国に拡げるプロジェクトを行っています。『JAMLAB』ではリソグラフやシルクスクリーンを使った実験や遊び方を紹介しています。
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- 06-6485-7350(10:00~19:00)